ソフトバンクで一括購入した、そんなiPhone4であったが2013年5月現在もはやiOS4.2.1では動かないソフトも多いらしく、OSバージョンアップして欲しいとの依頼があった。
iPhone4ではモデムファームウェアが4.10.1以下のものがSIM下駄によるSIMロック解除に対応している。最新のiOS6.1.3に上げてしまうとSIM下駄による解除はiPhone4では出来なくなってしまうのだ。
そこでモデムファームウェアのバージョンを上げることなく、iOSのバージョンだけを上げてやる必要がある。彼女のiPhone4は脱獄経験はない。当然SHSHと呼ばれるiOSのバージョンごとのいわゆるアップルの許可証など保存してあるわけでもなく最新の6.1.3しか選択肢がない。
モデムファームウェアを維持したまま、iOSのバージョンを上げる方法については以前やったことがあったのでやり方は知っていたのだが、iOS4.2.1のモデムファームウェア、iOS6.1.3でSIM下駄解除が可能かどうかがいまいちわからない。
iPhoneのカスタマイズではNo.1サイトであるTools4Hackで情報をあさってみるが、iPhone4もさすがに2世代前のモデル、最新の情報は少なめである。
とりあえずわかったことはモデムファームウェアさえ維持していれば、最新OSでもSIM下駄解除が可能そうである。
しかしここでもうひとつの疑問、実は使っているGEVEY、GEVEYのサイトをみると、どうやら正規品ではなくコピー製品の可能性が高い。コピー品でもこの条件下でSIM下駄解除できるかどうかの情報はネット上で見つけることはできなかった。
iPhone4の持ち主に確認、最悪文鎮化、もしかしたらiPod、成功したらラッキー、とお約束の確約をとり作業を開始!
といっても、最低限のバックアップとして現在のiPhone4から現行4.2.1のSHSHをiFaithを使って抜き出し、不測の事態が生じても元に戻せるようにしてからの作業開始です。
sn0wbreezeの最新版とiOS6.1.3をダウンロードしてカスタムファームウェアを作成します。
iOS6.1.3では脱獄しても仮脱獄となってしまい、リブートした際にPCにつながないと使えないので、脱獄しないでモデムファームウェア維持だけのiOSアップデートです。
iOSアップデートは無事終了!情報の欄からモデムファームウェアのバージョンを確認、03.10.01のままだ。あとはコピーGEVEYによる解除が可能かどうか?
どきどきしながら例の儀式を行なう、待つ・・・待つ・・・キター!
ホッと胸をなでおろし成功の感激に酔いしれるのでありました。
結論:iPhone4、iOS6.1.3のSIM下駄による解除は可能です!
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